古川迪子先生がポスター賞を受賞

9月4-5日に金沢で開催されたAsian Pacific Prion Symposium(APPS) 2015で、 大学院生の古川迪子先生が、“Amyloid-β42 deposition in the brain of the Gerstmann-Sträussler-Scheinker disease with the P105L mutation.” の演題名で、ポスタ-賞(同時にトラベルアワードも)を受賞されました。

 本発表ではGSSのP105L変異の69歳女性剖検脳について免疫染色を行い、PrPScに 共局在するAβ種が主にAβ42であることを示して、Aβ42のプラーク沈着パターンの 解析も合わせて、加齢に伴う老人斑とは異なるGSSにおける両蛋白の共局在沈着の 病的意義を考察しました。

 三條先生の指導の功績も大きく、同門会一同、古川先生と三條先生の栄誉を称え、 その受賞をお祝いしたいと思います。(横田隆徳)