桑原宏哉先生が学会最優秀賞を受賞

神経内科同門会会員各位

新潟での第56回日本神経学会も学術大会が終了しましたが、本大会でまた嬉しいお知らせがあります。学会中の同門会でもお知らせしましたが、桑原宏哉先生の発表した演題「A new drug delivery system across the blood-brain-barrier」は口演基礎部門では優秀演題の4演題に選ればれていましたが、優秀口演トピックセッションでの発表後の神経学会審査員の投票でトップの学会最優秀賞を獲得して、学会全員懇親会で西澤会長から表彰されました。本演題は、従来成し得なかった高分子薬(抗体、核酸)のBBB通過の革新的な新技術の開発に成功したもので、通過機序の高い独創性と有効性を評価されたものです。同門会一同、桑原先生の栄誉を称え、その受賞をお祝いしたいと思います。

また、神経学会で医科歯科大からの採択演題数は従来から日本でトップレベルでしたが、第56回の本大会での医科歯科大の大学の名前の入った演題数45は他のいずれの大学よりも多く、医科歯科大同門の高いactivityが示されました。ただ、その発表内容には不十分な演題もあり、今後は数のみでなく質でも日本一になれるように次大会も努力していければと思います。

(横田隆徳)